映画『ビューティフル・マインド』ネタバレ・感想! 天才の成功と苦悩とは?(前半ネタバレなし)

映画『ビューティフル・マインド』ネタバレ・感想! 天才の成功と苦悩とは?(前半ネタバレなし)

 

ビューティフルマインド

 

 

天才だけど性格に難あり(ネタバレなし)

『ビューティフル・マインド』を観てみました。

 

 ノーベル賞を受賞した実在の天才数学者、ジョン・ナッシュの半生を描いた映画です。

 

初対面の相手のネクタイにケチをつけたり、ライバルの論文をこき下ろしたり、授業なんて出るだけ無駄だなんて言ってみたり。天才だけど、ジョンは人づきあいがまるで得意じゃありません。

 

親友と呼べるのは、陽気なルーム・メイトのチャールズくらい。

 

ジョンが無視してもお酒に誘ってくれて、ジョンが落ち込んでいるときはお前は悪くないって励ましてくれて、本当にいいやつなんです。

 

天才ジョンは超一流の研究機関に採用されました。ソ連の暗号を見事解読したり、アメリカのビジネス雑誌フォーチューンの表紙を飾ったり、順風満帆の天才人生を歩んでいます。

 

でもそこに、黒服の政府の役人パーチャーが現れて……? そして、ジョンの唯一無二の親友チャールズの正体とは……?

 

ドレス姿が超かわいい! ヒロインが最高!(ネタバレなし)

 

史実と異なるところもありますが、一応『ビューティフル・マインド』は実在の人物を元にした映画です。

 

なのに、ジョン・ナッシュの性格がサイアクすぎるんです。元ネタのナッシュさん怒らなかった? 本当に大丈夫? ってくらい、ジョン・ナッシュ最低伝説が積み上げられています。

 

ジョン・ナッシュのマインドは俗物的で矮小で、全然ビューティフルじゃないじゃんって思っちゃいました。

 

もちろん映画を最後まで見たら、ジョンのマインドもめちゃくちゃビューティフルだったなって、ちゃんと思い直したんですけど。

 

 そして、超一流研究機関に採用された超天才数学者のジョンは、超美人な女生徒と出会います。およそ二十年前のジェニファー・コネリーがヒロインです。

 

 肩が大きく開いたドレス姿を披露するのですが、本当に可愛い!

 

 のちにジョンの妻になるヒロインなのですが、本当に聡明でいい子なんです。

 

 ジョンの性格はサイアクなままなので、口説き文句とか本当にひどいものなのですが、ずっとヒロインはなにがあってもジョンに恋をして、愛を捧げているんです。

 

 えっ、それでいいの!? って、一視聴者としては思っちゃうんですけど……。

 

〇〇はイマジナリー・フレンド!(ネタバレあり)

 だからこそ、ジョンの前に現れた黒服のスパイ・パーチャーも、スパイ任務自体も、幻覚だったときにはびっくりしました。

 

 ジョンは統合失調症を患っていたんです。怪しげなスパイどころか、孤独な大学時代を慰めてくれた親友チャールズも、チャールズの姪ルーシーも、ジョンの病気が作り出したまったくの幻覚だったのでした。

 

 いや、なんとなく怪しさ満点のパーチャーとか、SFかよって感じの秘密基地とかスパイ任務とかは嘘っぽいなって思ってましたけど、まさか大学時代の大親友チャールズまで非現実の人物だったなんて……!

 

 映画は史実とは違うところがあって、実在の人物を元にしているからといってノンフィクション映画ではなく、フィクション作品です。

 

 だから全員フィクションのキャラクターではあるんですけど、……でも、まさかチャールズがジョンのイマジナリーフレンドだったなんて……。

 

 ジョンの統合失調症はかなり重度で、しかもどんどん進行していきます。ショック療法を受ける様子は、ぎょっとするほど生々しいです。フィクション作品なのに……。

 

 でも、ナッシュ氏も同じ治療を受けたのかもしれません。そう思うと、余計にリアリティを感じますね。

 

 かつての天才数学者ジョンは、病気や薬の副作用のせいでまともに数式を解くこともできなくなってしまいました。

 

 妻だって胸の中は複雑な思いでいっぱいです。そんなの当然ですよね。子どもを殺されそうになって、離婚したって当然だと私は思います。

 

 でも、妻はジョンのそばにいることを選びました。

 

 大学に通っているうちに、ジョンの病気は徐々に寛解していきます。最初は遠巻きにされていたけれど、教鞭を取れるまでになりました。そしてついにはノーベル賞を受賞したのです。

 

 授賞式でジョンは妻の愛に感謝します。ジョンにとってのビューティフル・マインドはまさしく妻の愛だったのです。

 

 でも私は、ジョンの心も同じくらい美しいと思いました。

 

 幻覚を抑えるには夢を抱かないようにすることだとジョンは言いましたが、結局、最後までジョンの幻覚は消えません。

 

それって、ジョンはずっと夢を見ることを諦められなかったってことなのではないでしょうか。

 

以下、Twitterテキスト

『ビューティフル・マインド』を観ました!

ノーベル賞を受賞した天才数学者ジョン・ナッシュの半生を描いた、波乱万丈の物語です! 親友チャールズ、黒服のスパイの驚きの正体とは……? 妻の愛を道しるべに進む、天才数学者の美しい映画でした!

 

 

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